
家にはそれぞれ歴史があります。
ときに何十年と住み継がれ、
そこには数え切れないくらいの思い出がたくさん詰まっています。
窓から眺める町の景色、台所から夕飯のいい匂い、
いろんなものをぶつけた柱――その木の温もり。
どんな一日の帰り道でも、いつでもやさしく出迎えてくれた「家」。
そんな愛着のある場所を残していけたら嬉しいですよね。
実家や空き家をリノベーションして役立てる
「今は夫婦で都心暮らしをしているけれどいずれ両親と一緒に暮らしたい」
「子どもの幼稚園入園を機に、亡くなった祖父母の持ち家に引っ越したい」
その他「改築してDIY賃貸などのコンセプト型住宅として提供したい」など、
実は暮らし方によってさまざまなリフォーム・リノベーションがあり、
どれも一棟丸ごとだからこそ。
住み手のいなくなった実家や老朽化した自宅が生まれ変われば、
暮らしの未来が広がりますよね。
思い出を大事にしながら丈夫な家で暮らすために東日本大震災の惨事から、
多くの家庭で安全やエコという考え方が大切にされるようになってきました。
木造住宅のリノベーションって実はすごくエコなんです。
天井を剥がすと古い梁が出てきたりしますが、多くの場合使えるものばかり。
古木の味わいは格別です。
きょうだいでやったあの背比べのキズがついた柱も、そのまま再利用することもできます。
最新の法律に基づいた耐震補強をしっかり行えば、
住みなれたおうちで、これまで以上に快適に暮らしていくことができます。
空き家が地域社会に活力を与える存在へ
これまでの利用方法とはまったく別のものとして利用する、
これも一棟丸ごとリノベーションならでは。
相続後そのままになっていた実家を、DIY賃貸としてデビューさせるなど
DIY賃貸とは「最低限の補修をしたあとは借主が自由に改修していいよ」という、
若い人のあいだで注目されている新しい賃貸のあり方です。
その他、庭を使って田舎暮らしを楽しむシェアハウス、
同じ趣味を持った人同士が暮らすコンセプトハウス。
そうやって人が集まれば、やがて地域に活力を与えるような存在として
新しい文化コミュニティを育みます。
リノベーションで、世代から次の世代へ。
そんな「コンバージョン(解決手段)」も一緒に提案させていただいております。
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